2024.07.22
捨てること、最終的に失敗する人
ダイエットジム時代、新規会員様には今まで通ってきたジムでのダイエットの知識を捨てることを言ってきました。
今日からやるぞ!!なんて気持ちもどうせ自分の想定外があったときに「頑張ったのに結果が出ない」というように、いとも簡単に下がる気分だから要らん。一喜一憂はダイエットの敵ですと。
こんなことも言っていました。
ダイエットを成功か失敗かで考えるな、痩せた太ったで考えるな、体重で考えるな体型ですよ!健康を目指せばその全てが達成されるから敢えて離れるメンタルの強さを気楽に持てと。
み~~~んなが失敗する一般的なダイエットはコウという土俵に乗るな!対岸の火事として見ておけ!!
エンジョイも全く一緒なので私と後藤さんが共鳴出来たことも必然だなと、両想いになれてノロケてしまう初々しいカップルのようなことを考えております(・∀・)
一般的なボクシングの常識がでたらめだったら?何もかもが違う!勝ってやるぞも要らん、想定外が起きたときにメンタルがブレる、一喜一憂はパフォーマンスが低下して遊びが無くなるぞ!
ボクシングを勝ち負けで考えるな!最高を目指せ!それをやっていたら結果のなんか勝手に出てしまうから、自分は自分のボクシングを最高に楽しみながら遊び感覚でエンジョイにしていこうよ。と。
またダイエットに話を戻すと、今まで通ったジムの知識や常識をサッサと捨てることが出来た人から爆痩せして維持のことまでしっかりと完成されていきました。
捨てきることが出来ない人の中にあるのは「そうは言っても私は前に〇〇で5キロは痩せた経験があるからコーチの言うことは間違っている」というような「5キロ痩せることに成功した」という「成功体験」です。
体重、5キロ痩せた、成功体験がある、、、ばかりにしがみつき「じゃあなんで今は太って、わざわざジムまで変えてウチに来たの?」の一言で論破されてしまうことにも気づけないほど強烈な「煩悩」が残るのですね。
ボクシングでいう勝ち負けに相当する、ダイエットの成功失敗、痩せる太る、体重どうのこうのに捉われ結果的に失敗している自分には気づけないのです。
一昨日の遠征で後藤さんがこう言っていました。
○○ジムの人がエンジョイスタイルを学んだ結果、今は全然違うことをやっているのだそう。
後藤さんマニアの私はそのことをブログや動画を漁るように観て既に知っていましたので、どうなっているのかを書きますと?
・倒せるパンチ
・当たるパンチ
・一撃必殺のパンチ
そんなことをSNSで発信しています。
私には何故にエンジョイスタイルを1度でも学んだ人間がそんなところに行き着くか不思議でなりませんが・・・
結局のところ、ボクシングは勝ち負けが付いてしまう競技なので、ソコに対する執着や煩悩を捨てきれないだけの話なのですね。
ミットコードも深い意図や目的を考えずに見栄えの良いパフォーマンスレベルにしか捉えていないのだろうなと感じます。
例えば、倒せるパンチで言うなら…少し運動神経の良い成人男性に10分も教えればプロと言えどダメージを残せたり倒せたりするパワーはありますのよ。
パンチングマシンなんかのランキングなんかを見ても298キロとか出せる素人が居るわけですので、ボクサーならもっと出せます。
そんなパンチ力がある素人でもボクサーには当たらないことは何故なのか?
避けることが出来るのがボクサーであり、実は倒し合いではなく外し合いがボクシングですよと結論付くわけなので、倒せるパンチなんぞやったって意味はないと思うのですね。
それなのに何故、そういう発信や思考に行き着いてしまうのか??
やっぱり自分の経験・考え等を捨てきることが出来なかったから…とどのつまりはコレに尽きると思うのです。
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