2025.01.20
その理解度ではまた繰り返すぞの話
先日、SさんKさんHさんのパラをヤッチが観に来ました。
ヤッチが怪我してからの1ヶ月ちょいでの3人の伸び率を見てヤッチは驚愕しておりましてね。
「これ復帰して勝てっかな~」なんて言っておりました。
私は正直、Sさんには勝てないだろうなと思っていますww
その理由は下記に記しておきますが、単純に経験の浅いKさんには勝てても前ほどの圧勝は無理です。
Hさんはまた別ジャンルのボクシングをお願いしているのでここでは書きません。
私はもうヤッチに気を使って言わないということをしま結果負けたくありませんし、大人が集まってくだらん喧嘩になったり空中分解したくはないので書いておきますが・・・
その程度の理解度じゃ繰り返すぞと思っております。
どういうことか?
ヤッチはこうも言っていたのです。
「パラとちょろっとミットやっただけでこんなに伸びるんだからパラは凄い」
そう言葉が出るうちは多分、ヤッチはまたポイント練習を疎かにするだろうな。と思うのですね。
その程度の理解では、ヤッチがパラの本当の凄さを活かしきることが→まーだまーだ出来ないと感じています。
パラとミットだけをやって最後の最後にポイント練習の時に嫌な顔をしてやらなかったヤッチは、そういう場面の印象をごっそり持っていかれてドローでした。
なので、ヤッチの発言の最後に「パラ」に立ち返ったという事実だけを見れば、↑の結果を忘れたのか?とも取れる訳です。
エンジョイの目線で見ればロープ際でもクリーンヒットを当てていたのは圧倒的にヤッチですが、ジャッジにパラの目は無いのですよ。
ドローの試合後に書いたブログでも、点に固執しないということに固執した結果、何を武器に?何を守りの要に?が無くなった→ポイント練習不足が次の課題だよと書いています。
何気ない一言かも知れませんが、確かにパラは凄いけれど?凄さが「パラは凄い」という、一言で済んでしまうあたりに私は理解不足を感じるのですね。
・徹底的にポイントを作ればパラは凄まじい効果を発揮する が正解だからです。
それを体現して爆速で伸びてくれているのがSさんとKさんです。
パラの良さを一言で言え!と言ったら沢山あり過ぎて困りますけども??
私的には、ノーダメージで点を線にする最強の練習法と思っているのですね。
殴られる恐怖はありませんし、萎縮や緊張もなく楽しみながらやれるという時にしか出ない余裕が生まれ、その余裕や余白の部分に→点を線にする作業&考えながら遂行することが入り込める余地ができるのですね。
恐怖心や殴られる緊張の中では、余裕がないので→それらは発揮されにくいのです。
ただ、点があっての線・対である点と線ですから、線であるパラに大きく比重をおいた発言が出ることに「ん~」となるわけですw
さて、30代半ばと40代の2人がヤッチというプロの目から見ても勝てるかわからないと感じるくらい伸びるなんて普通に考えたら有り得ない訳ですが、実際にそうなっています。
それほどSさんとKさんは伸びているのですね。
エンジョイ練習会にいけば、Rくん以外を引き離し無双出来るようになっているということは??ヤッチも相当伸びているのは確かです。
が、そのヤッチにしっかり追いついているのは、現役選手ではなくSさんとKさんだけなのは何でなのか??
SさんとKさんには簡単なポイント練習を毎度毎度しつこくやるということしかしていません。
ヤッチがSさんに勝てないだろうと予想するのかの理由がコレです。
先程も書きましたが、言葉から察するに、ヤッチはパラ単体の凄さには気づいていても相乗効果の出し方には気づいておらず、それが故にまだポイント練習にフォーカスした言葉が一言も出ていない→ならばまた疎かにする可能性は大いにあるよね。というのがありますのよ。
2人は、ただただ、そのポイント練習とパラの相乗効果だけでエンジョイで無双して伸びているヤッチを猛追しSさんは抜いたのですね。
エンジョイっ子よりSさんとKさんの伸び速度が早いのは、何故か?それがわかっておらず「パラは凄い」しか出てこないうちは、SさんとKさんの伸び速度の方がヤッチの伸び速度より早い構図になっているぞと!
だからヤッチもポイントに目を向けろ!想像力を働かせろ!!と思うのですよ。
私ね、エンジョイを見た瞬間にコレだ!と電撃が走ったのは何故なのか??
私の練習とすこぶる相性が良いと見た瞬間に確信したからです。
ヤッチは点だけで勝ってきました。
点を捨てた試合でKO負けでした。
ある程度の点は出来たけども、要所要所を打開する動きの点を作らず疎かにした試合はドローでした。
ヤッチのこれまでは相手がこのタイプならコレ、コノ癖があるからコレ、この距離ではコレ、、、と点を作り、それを線にする作業は相手が居ませんでしたので、ミットで→離れたら~?この距離は~?ロープ際は~?というようにやっていたのですね。
そこをより実践的なパラに落とし込めたら間違いなくもっともっとイケル!!!というものがパラでありエンジョイです。
エンジョイは混ぜ物はご法度ですが、↑の文だけを見れば→しんごコーチのやり方×エンジョイのやり方と目に写るかもしれませんが、少なくともSさんもKさんもエンジョイから抜いた点ですので、混ぜ物ではありません。
だからもう絶対に疎かにするなよと!!!
前回の試合までの間、ヤッチはその向上心から簡単で単純な動きの練習に対して→コノ動きね!わかったOK!もう出来るよこんなん!ハイ次!もっと俺が唸る技術を持ってこいや的な態度でしたのよ。
試合では出来ることが出るというのはありません。
必要なことだと思って染みこませたから勝手に出るんです。
赤文字のたった一言でしたが、私は以前までのかすかに残る残り火を見ている気がしていますのよ。
これは得意の上から目線とかそういうことではなく、事実として→エンジョイはIQが高く器がデカくないと理解できないボクシングです。
そのエンジョイボクシングを活かしきれるヤッチになってほしいなと思った次第で御座います。

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